震災のあと、復興するため必要な資源、努力もろもろな条件を考えると、巨額な資金、巨額な赤字、電力不足、放射能によるさまざまな弊害、進む人員・生産拠点の日本脱出等、日本の先行きに悲観的な見通しがどうしても多くなる。
ただ、1つ言えることは、日本人の眠っていた、共助の気持ち、団結心という部分は誰もが認めるぐらい顕在化したと思う。最初の部分をハードウェアーとすると、後半の部分はソフトウェアーと読み替えることができると思う。
現在の課題は、失われたハードウェアーをソフトウェアーがどう補うかってこと。でもよく考えたら、これって、日本って元々ハードウェアーがあったから発展したんじゃなくて、戦後の日本人の努力、つまりソフトウェアーで作ったものじゃないのかって感じるようにしている。民放でやっていた何日かぶりに自衛隊により救助された老齢の人に対して、アナウンサーがお涙頂戴的なインタビューを試みるも、「僕は、チリ津波も経験したし、大丈夫。皆、立て直しましょう。再建しましょう」って返した方の台詞を聞いて、勇気付けられた人も多かったと思う。そう、資源がない日本、唯一の資源は人だ!って、頑張ってここまで来たんじゃないか。
ハードを失ったからって、それって、また作ればいいじゃないかって、日本人皆が思えばいいんじゃないかって思う。
亡くなられた方には心からご冥福をお祈りするが、残されたものの使命として作り直すんだって気持ちを持ち続ければ、第2次戦後の焼け野原より、今、被災したとは言えずっと恵まれた環境じゃないか。ポジティブなことに目を当てて、進もう。戦後に比べりゃたいしたことはないよ。そんな心の叫びを胸に自分は進みたい。

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